今回は、マラソン仲間のA子さんがひろしま国際平和マラソンに参加して、無事にゴールされましたので、その体験談を語ってもらいました。
私がマラソンに興味を持ったきっかけは、習い事でご一緒した知人から、ひろしま国際平和マラソンに出場しようと誘いを受けたからです。
当時、趣味や活動の範囲を広げたかった私は、「もちろんです」と二つ返事で承諾しました。
私たちはお稽古事の中でも若い面子が揃っていたので、ひろしま国際平和マラソンには4人で参加することにしました。
エントリーの際にはチーム名も提出するのですが、習い事の先生の名前を入れて、「チーム●●」に決めました。
ひろしま国際平和マラソンの5キロコースを選択し、参加費は一人3,000円でした。
そんなマラソン仲間のA子さんの、ひろしま国際平和マラソンの練習方法と当日の出来事、走って失敗したことや嬉しかったことなどの体験談をご紹介します。
ひろしま国際平和マラソンの練習方法と当日の出来事
マラソン大会に向けて、ジムのランニングマシーンで走る練習を繰り返しました。
毎日走っていると、走れる距離も少しずつ伸びていくのが嬉しいです。
マラソン大会の当日、会場には参加者が無料で受けられる整体や針治療のテントが並んでいました。
マラソンの前に、ここで身体を触ってもらってマッサージを受けたのですが、先生から言われた言葉が衝撃的でした。
「こんなに自分の体をいじめてどうするの、今からマラソンを走るのですか?信じられない。」これを聞いて、ちょっと怖くなりました。確かに、今までマラソン専門のコーチの指導も受けたことはありません。
ただ単に、運動不足だった自分が自己流でストレッチをして、無理やりにランニングを続けたことが良くなかったのかも知れません。
この日は筋肉痛や、身体のゆがみを確かに感じていました。
自己流のトレーニングだったのは失敗でしたが、それでも後には引けないのでスタート地点に付きました。
ひろしま国際平和マラソンを走って失敗したこと
最初の内は、「チーム●●」の4人揃って走っていました。
それが逆に 失敗 でした。
5キロという距離は、普段のトレーニングでも一度に走ることはないのですが、本当に想像以上に辛かったです。
走れども走れどもゴールはまだまだはるか遠い先のように感じました。
そして、やっぱり途中で腰痛やひざの痛みも起こってしまいました。
それでも、もうスピードや順位はいいので、どうにか自分の中にある最後の馬力を使ってゴールするしかないと思いました。
ゆっくり走るようにペースを落している途中で、メンバーの一人に抜かれるのが分かりました。
私はわずかでも辛さを抑えるために、走ってる途中で考えたことは、口の端をきゅっとあげて笑顔を作ることでした。必死の思いでゴースした結果は、「チーム●●」の4人中では2位で、全体では570番台だったと思います。
ひろしま国際平和マラソンに参加して嬉しかったこと
ひろしま国際平和マラソンに参加して嬉しかったことは、マラソンの最中、カメラマンが撮影して下さり、マラソンが終わったらすぐに記事になってみんなに配布してもらったことです。終了後のイベントでは、野球選手やサッカー選手が講演会をして下さり、晴天の日に芝生で日向ぼっこをしながら聞けたことも、良い思い出として残りました。
スポーツによいらしいバナナも配布され、マラソンの知識も増えました。
後日、参加メンバーが当日の様子を撮影した写真を主催者のホームページで見つけて、印刷して下さりました。
私は、何と4箇所も映っていました。
そして、確かに笑みを浮かべて走る姿そのままが映っていました。
日頃の運動不足でお腹がでた自分の体型もここで確認することができ、引き締まったボディに改善しなきゃ、という反省をしました。
マラソンを通して、仲間との絆が生まれ、ゆっくりではありましたが、5キロを完走できた自信にもつながりました。
これからのマラソンに対する鍛え方は、せっかくジムへ行っているのだから、そこのコーチに指示を仰いで無理のない体力づくりに励もうと決めました。